VOICE加盟店様の声
住まいの健康診断は地域密着には必須のサービス
株式会社i creation(イマガワリフォーム)
代表取締役 今川貴晶TAKAAKI IMAGAWA
i creation株式会社
イマガワリフォーム(屋号)
岡山県笠岡市十一番町10-2
TEL:0865-69-1777
HP:
https://www.imajuu.com/
営業4人で年間工事700件、総額5億2700万円を売り上げるのは岡山県笠岡市のイマガワリフォームさんです。
営業対象はたったの1万8800世帯。
今川代表は住まいの健康診断を「地域密着には必須のサービス」とのことです。
今回はその実態を大いに語って頂きました!
福田突然ですが、営業4人で5億を超えるとは驚異的ですね
今川元々3人、今は1人増えて4人なのですが、1人1億4000万円以上やっているとは思いますので珍しいでしょうね。
福田どうやられているかが気になるところですね。失礼ながら結構な田舎でよくやられているなと(笑)
今川世帯数でいうと全商圏が1万8800世帯ですので、まあまあの田舎ですよね。
福田商圏3万世帯を基準としているのはよく聞きますが2万を割るのは少ないですよね。どういったきっかけで、日本住宅保全協会さんの火災保険活用サポート、「住まいの健康診断」を使われているのですか。
今川火災保険の利用を始めたのは今から5,6年前、ある同業者の方からすごいサービスがあるよと紹介されたのがきっかけです。本格的に提案を開始したのはこの3年ぐらいですね。
福田どのように活用しているのですか。
今川住まいの健康診断の名前で、ほぼすべての工事が契約になった時点で、ドローンを使った屋根・外壁の点検・診断をご提案させていただきます。お客様からは月にもよりますが9割以上申し込みをいただいております。そこで、劣化だったり、風災害による被害や劣化とかある状況を写真にとって、提案させていただきます。
福田ドローンとは、進んでいますね。
今川うちの場合は僕も含めて社員全員がドローンパイロット2級か、最低でも3級をとっています。講師の方を東京から派遣いただき、今年の夏前ぐらいまで受けさせてもらい、今は一人一台ドローンを持っています。ですので、タイムリーに時間をかけずに点検ができています。
福田そこから、保険申請になる率はどのくらいでしょう。
今川大体4割ぐらいですね。岡山県は土地柄、台風とか地震などの災害が少ない県なんですよ。ただ、10年経過したスレート屋根ですと劣化してきています。そうしますと、通常お客様は、屋根を見る機会がないので、ドローンを使って、15分から20分間無料で診断したときに「こんな傷んでるの!?」と改修のご依頼をいただくことはあります。
福田日本住宅保全協会の加盟店さんはどのくらいドローンをつかわれていますか。
深川大体3割の加盟店さんがドローンを活用されています。
福田結構ありますね。活用にハードルはないんですか。
深川ラジコンの操縦プラスαという感じですね。基本的に上まで飛ぶと、何もしなければGPSで止まってくれます。
福田なるほど、それでしたら操作しやすそうですね。そうした最新機器も使いながらお客さんとの接点づくりをしているわけですね。
深川イマガワリフォームさんのすごいところは、地域密着度がすごいところです。普段からお客様との接点があるので、住まいの健康診断を受けませんかといったときに、「あやしい」「大丈夫?」ではなく、「そんなものがあるならぜひ見てくれないか」となることです。これは日々のイマガワリフォームさんの経営の賜物かなと思っています。
福田私もだんだん番組を通してわかってきたのは、保険申請ビジネスを通じて、OBのお客さんとのつながりの深さがわかりますね。
深川その通りですね。せっかく電話しても「また売り込みで来ているんじゃないか」となってはだめですからね。だからお付き合いが重要です。
福田地域密着の通信簿がつくようなイメージですよね(笑)。ところで今川さんのところでは日本住宅保全協会さんに事業者の紹介を結構されていると聞きました。
深川5社以上紹介いただいています。
福田お金もらっているわけではないですよね(笑)。どうして紹介されるのでしょう。
今川経営者仲間でお酒を飲んだり食事をしたときに、仕事の話になると住まいの健康診断の話をほぼ必ずしていますね。
その理由の一つは、我々のリフォーム事業は、特に地域密着でやっていると、リピート工事がすごく多いのです。その中で、お客様に住まいの健康診断を提案することが当たり前の流れになっているのです。
そしてもう一つは、実は僕も以前は、お客様が風災害被害にあったとき、ほぼ100%入られている火災保険が使えるというのを知らなかったんです。
同業者さんと話をしても知らない方も多いし、仮に知っていても、申請のハードルが高いと思っている。我々、建築のことはプロですが、保険のことに関しては、ほぼ素人ですから。紹介した加盟店さんなどからはすごく喜ばれています。
福田なるほど、ほかに住まいの健康診断を使われるメリットはありますか。
今川やはりドローンとセットになっていることがポイントなんです。全国的に、夏とか秋は風災害の被害が報道されているじゃないですか。ですので、岡山県みたいに風災害が少ない地域でもお客様のアンテナが立ってきます。
ただ、お客様は外壁は見れても、屋根の点検はできないですよね。我々もドローンを導入する前は屋根職人や瓦職人を手配して、お客様を含めて日程調整して、梯子も持っていき、1時間以上かけて点検をしていました。
今は、社員全員がドローンを操縦できるようになり、お客様が不在であっても外からドローンを飛ばして20~30分で診断を終わらせることができます。
お客様も普段見れない屋根の状況がわかるわけです。「我が家の屋根ってこうなってるんだね」と。仮に被害がなくても劣化が進んでいるじゃないですか? であれば、「来年また点検しましょう」とお伝えすることができるので、お客様との接点がなくならないわけです。
雨どいが外れているなど、風災害による被害があれば、火災保険が使えますので、お客様は喜ばれます。
福田点検は1つのリフォームのキーワードになりそうですね。
深川点検と地域密着、この2つのワードが重要だと思います。
福田コロナで私もリフォームビジネスの重要な基本が身に沁みまして、それはOBのお客さんとのつながりが強い会社ほど売り上げが落ちてない。お客さんとのつながりが重要と改めて感じました。そこに保険サービスは使えますよね。
今川あと、日本住宅保全協会さんは案内ツールがすごく充実しているんです。漫画とか。これが非常にわかりやすい。「火災保険はどう使うの」とか、「あやしいんじゃないか」とか思われることがあると思いますが、漫画に分かりやすく書いてあるのでお客様も安心ですし、営業サイドからしても漫画があることでご案内しやすいです。
福田漫画があるとだいたいの保険申請の中身がわかるわけですね。
深川こちらYoutube動画にもなっておりますので、トップページのスライドから、ぜひご覧ください。
福田それだと、お客さんに簡単に見せられますね。世間には火災保険イコール悪徳と思っている方もいますからそうしたときにいいですね。
今川絶対いいですし、日本住宅保全協会さんを通してやりとりするから、お客さんもちゃんとしたところだなというのが伝わります。
福田安心という意味では、説明する人材を育てるための研修もおこなっていますよね。
深川今川さんのところにはなんやかんやで10回は来させてもらっています。
今川深川理事に来てもらって、実際に屋根に上って「この状態は劣化なので該当しない」「これは風災害」という見極め方を新入社員にレクチャーしていただいています。実際見ないと、わからないと思うのです。そのあたりを現場で厳しくも暖かい指導をしてもらえます。
深川最近はzoomやLINEを駆使して、加盟店さんとやり取りしています。
福田お客さんも知識があるプロかどうかわかりますから重要ですね。最後に、加盟を検討される方々にメッセージをいただけますか。
今川地域密着でリフォームや外壁塗装を事業としてやっていくのであれば、お客様にとって、火災保険の活用はお客様目線のとてもよいサービスだと思います。
ぜひ一度問い合わせしていただき、この日本住宅保全協会、深川理事の話をきいてみるのはよいと思います。
私は個人的にはおすすめしています。ぜひご検討ください。
プロフィール
株式会社i creation(イマガワリフォーム)
代表取締役 今川貴晶
インタビュアー
株式会社リフォーム産業新聞社
取締役 報道部長 福田善紀
1980年7月生まれ。北海道函館市出身。明治大学卒業後、2003年飲食店経営者向け情報紙「調理と経営」入社。
グループ内異動により、賃貸業界向け専門新聞社を経験後、2006年に「リフォーム産業新聞社」入社。
2012年編集部デスク、2013年編集長を経て、2015年 報道部長、2017年からは企画開発部部長を兼務。2020年取締役に就任。現在に至る。
リフォーム会社の取材件数は1000社を超える !
一般社団法人日本住宅保全協会
理事 深川真樹
1977年8月生まれ。
東京都杉並区出身。
2010年に一般社団法人日本住宅保全協会を創設し、今日までに全国300社以上の住宅リフォーム系事業者及び不動産管理会社への営業研修を務める。全国の住宅診断数も延べ2,500件以上。